アドラー心理学の特徴とマインドアーキテクチャ
- 2017年04月19日
こんにちは、マインドアーキテクチャ協会の柚月です。
アドラー心理学をモチーフにしたドラマ「嫌われる勇気」。ご覧になったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで本日はアドラー心理学の特徴とマインドアーキテクチャというテーマでお話してみたいと思います。
アドラー心理学とはわかりやすく言えば「過去の原因を追求するのではなく、未来どう在りたいかに目を向ける問題解決を軸に置いた考え方」です。ある意味、カウンセリング(状況整理)というよりはコーチング(行動促進)の考え方に似ているかもしれません。
その単純明快かつシンプルなメッセージは多くの人々に受け入れられ、アドラーはフロイト・ユングと共に心理学の三巨匠と言われています。
しかし、このアドラー心理学。人によっては「冷たい」という印象を受ける方もいらっしゃると思います。
例えば、過去を悲しんでいる人に解釈の問題と伝えるのはかなりインパクトがありますし、捉え方によっては「前向きになれないのは君が弱いからだ」と伝わってしまうかもしれません。
そこでマインドアーキテクチャはアドラー心理学の良いところを汲み取りながらもアタッチメントセオリー(愛着理論)という考え方を取り入れています。
アタッチメントセオリーとは簡単に言えば、正論を理解して進む前に相手との信頼関係や親密度を大切にしましょうという考え方。
ただ前を向いて頑張りなさいではなく肯定や愚痴を聞きながら、その人の目線で前向きに生きるためのサポートを行っていくスタイルが、マインドアーキテクチャ協会のカウンセリングです。