子どもに愛情を伝える時、条件をつけていませんか?
- 2017年02月28日
こんにちは、マインドアーキテクチャ協会の柚月です。
1歳から小学校に上がる7歳前くらいの子ども。なかなか親の言うことを聞いてくれず躾も大変な時期ですよね。そして、そんな時についついやってしまいがちな「条件付け」。お子さんがいらっしゃる方なら身に覚えがあるという方も多いのではないでしょうか?
たしかに親も親で仕事に家事に忙しいときがありますから、良くないとは思いつつもついつい感情的に接してしまうこともあると思います。
しかし、1歳〜7歳までの子どもは他者という存在を認知しはじめる時期であるとともに親からの絶対的な愛情を必要とする時期。この時期に愛情を感じられていないと「他者は自分を脅かすもの」だという認識が生まれ、その後経験する社会の中でも消極的になってしまいがちです。
そのため、親は子どもが1歳〜7歳までのうちに「あなたがどんな子で何をしてもお母さん・お父さんはあなたを見放さない」というメッセージを伝え続け、安心感を与えてあげる必要があります。
そこで気をつけなくてはいけないのが日々の態度と言動。親は子どもに対して感情・理性ともに無条件の愛を持っているつもりでも、子どもに正確に伝わっているかは日々の態度や言動で決まります。
「大人しく良い子にしていたら遊園地に連れて行ってあげる」
「ママ(パパ)の言うことが聞けたら一緒に遊んであげる」
「お片づけしなければおやつは食べちゃいけない」
条件付の愛情は「親の欲求にしたがわないと愛しません」と伝わってしまう可能性もあります。
もし普段子どもに接する中で条件付けをしてしまっているという方は、「子どもが言うことを聞いてくれない時こそ愛情を伝えるチャンス!」と捉え、肯定かつ寛容な態度・言動を意識してみてくださいね。