子育ての成否は親子の相性を考えることで決まる
- 2017年04月13日
こんにちは、マインドアーキテクチャ協会の柚月です。
親と子どもの相性?自分がお腹を痛めて産んだ子なのに…と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、親子とて人と人。自我が芽生える年齢になれば学校をはじめとする社会生活を通じて十人十色の個性が現れます。
そこで子育て中の親御さんに覚えておいていただきたいのが親子の相性。個体差があるというとドライに聞こえてしますが、相性を考えず自身の体験ベースで子どもに接すると、子どもが親と異なる個性を持っていた場合は関係性に大きな溝ができてしまいがちです。
例えば、相性によって親子関係に溝ができ子どもが不登校になってしまった場合。私たちは登校復帰するところまでお手伝いはできますが、親子関係が修復されていなければ、また同じような状態に逆戻りしてしまう可能性が高くなります。
友人や仕事関係であれば相性によって付き合いを分けることもできますが、離れられない親子の場合そうはいきません。ゆえに親子関係を良好に保つためには、親が子どもの性格・趣向について理解してあげるということが、とても大切なのです。
また子どもの性格は日々周囲の環境によって異なりますからコロコロと変わりゆくもの。しっかりと愛情を子どもに伝えるためには、親御さんがお子さんへのイメージを固定することなく、良い関係性を築けるように工夫しながら接していけるという環境が理想的です。
「子どもとの関係性が良くない」とお悩みの方は、少し視点を変えてお子さんを一人の人間と捉えた上で、双方の相性について一考してみてはいかがでしょうか?