言語系カウンセリングの種類とは?
- 2017年02月27日
こんにちは、マインドアーキテクチャ協会の大福です。
本日は前回紹介したカウンセリングの種類に続き、言語系カウンセリングの種類についてお話していきたいと思います。
言語系カウンセリングには大きく分けて「原因追求型」と「目的思考型」という2つの種類があります。
まず原因追求型。これは原因を潰していく方法で次のような考え方です。
「あなたがそんな苦しんで大変なのは子どもの頃の環境に問題がある。過去を見直して心を強くしていきましょう」
原因追求型は過去の固定されたイメージによって今があるという考え方。トラウマ解消などもこの原因追求型に含まれます。
次は目的思考型。 目的思考型で最近有名なのはアドラー心理学でしょうか。アドラー心理学を解説した書籍「嫌われる勇気」はベストセラーになりましたね。
「過去を色々言ってもしょうがない。どうなりたいですか?やりたいことをはっきりさせましょう」ということが、アドラー心理学の特徴の一つです。
ちなみにマインドアークテクチャ協会はアドラーと同じ目的思考型ですが、体系的な理論に沿ったアプローチではなく、人それぞれに身を寄せたアプローチを大切にしています。
なぜならカウンセリングに来られる方の本音は「やりたいことやりましょうと言われてもどっちなのか踏み切れない」というものだからです。
人はみな(特に子どもは)愛されなければ決断に至る勇気を持てません。
マインドアークテクチャでは過去の環境にフォーカスするのではなく、今の環境の中で愛し愛され、未来に向けて自分の足で歩いていけるようにサポートしていきます。