頭の良さはいかにして養われるか
- 2018年05月15日
こんにちは、大福です。
多くの親が「頭の良い子に育って欲しい」と思いながら子育てに励ん
でいるわけですが、頭の良さは学校の成績だけで測ることはできませ
んから、見極めが難しいところ。そこで本日は子どもを持つ親御さん
に向けて「頭の良さとは何か」というテーマでお話してみたいと思い
ます。
一般的な頭の良さとは情報を入力して処理、出力するという一連のプ
ロセスにおける精度を指します。頭の良さを鍛えるには「何のために
やるの?」と目的意識を子どもに持たせることがファーストステップ
。
参考書を丸暗記させるよりも「この勉強は何のためにやるのか?」と
いう目的を理解して勉強した方が頭は格段に良くなります。頭の良い
子に育てたければテストの結果を求めるのではなく、目的を問いなが
ら調べ方や観察などの手段を教えてあげるようにしましょう。
目的意識を持てたら次に必要なのは「処理能力」。物事を関連付ける
能力です。過去に得た情報を分析して素早く答えを出す。この能力も
親からの問いかけによって身についていきます。
最後は「出力」。伝えるべき相手に理解させるという能力です。表現
方法や伝わる話し方を身につけるには色々な人の考え方や気持ちを知
る必要があります。親や他人と積極的に会話をすることで想像力が膨
らみ、伝える力が身につくようになります。
ちなみに頭の良い子どもを育てる方法としておすすめしたいのが「料
理」。親子で丸一日使って手間暇をかけた料理を作る。誰のために何
を作るべきか、そのためには何が必要かなど料理には頭の良さを鍛え
る要素がたくさん詰まっています。ぜひ親子でチャレンジしてみてく
ださい。