子どもの地頭を良くする方法
- 2017年04月17日
こんにちは、マインドアーキテクチャ協会の大福です。
教育によって身につける学力とは異なる角度で頭の良さを例える「地頭(じあたま)」という言葉があります。
地頭とは一般的に社会生活の中でのコミュニケーション力、合理的な決断を下すことができる判断力と言われていますが、実はこの地頭力。日常生活の中で簡単に鍛えることができます。
地頭力は平たく言い換えれば、物事を抽象的に捉える力です。子どもは具象的に物事を捉えがちですから、地頭力を鍛えるためには具象→抽象→具象→抽象という思考のエクササイズが効果的です。
例えば、料理。冷蔵庫にある食材(具象)→晩御飯の献立(抽象)というように、食材の買い出しから献立づくり、調理という一連の流れは地頭力が自然と育つ最高のエクササイズです。
また、地頭力を良くなれば好奇心も強くなりますから、勉強の効率や時間の使い方も必然的に上手くなります。
ポイントは「経験させる」「考え方を教える」ということ。答えを教えてしまうことは思考力低下につながるため、極力子ども自身に作業をさせ、次に何をするかなど常に思考させるようにしましょう。
また、子どもが楽しんで行えるかというのも地頭力を鍛える上での重要なポイントです。料理以外にも掃除・洗濯・レクリエーションなど日常生活の中で地頭力のトレーニングは行えるため、子どもが興味を持ち、親子一緒に取り組めることをぜひ探してみてください。